音楽家およびバレエダンサーが抱える演奏家の健康問題を、医学、音楽、運動学、生体工学など様々な観点で研究し、「演奏家の側に立った医療」の実現を目指します。
音楽家は楽器演奏において極めて特殊な身体運動を強いられ、その結果通常の人々では考えられない軽い症状でも演奏に重大な支障を生じます。
バレエ・ダンサーは舞台上だけでなく、日々の練習においても特殊な身体運動を強いられ、やはり通常の医学では対応しきれない健康問題を抱えています。
日本演奏家医学研究所はこのような、音楽家やバレエダンサーを含めた演奏家の人たちの最善の治療法を研究することを目ざしています。
お知らせ
第9回日本音楽家医学研究会
2019年11月3日(日曜)
10:30 ~ 17:30
東大駒場キャンパス
入場無料! 詳しくはこちら
音楽家の障害は、腱鞘炎からジストニアまで様々な疾患が問題となっています。この問題に対処するために医療、音楽、運動学、生体工学に携わる人たちが一堂に会して議論できる研究会を開催することになりました。音楽関係者の皆さんが医学知識を得る一方で、医療関係者が音楽家の要望を聞く。弾きすぎによる障害予防のために運動学や生体工学の研究者が助言を与えるなど、様々なディスカッションが期待できると思います。(これまでの研究会の内容はこちらをご覧ください。)
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
さかい整形外科・東京女子医大附属成人医学センター
酒井直隆